映画映画・音楽のコト

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最近「君の名は。」を見た影響で、新海誠の作品を続けて見てる。

前に書いたとおり、「言の葉の庭」は既に経験済。そこに関しては、以前感想を書いた気がする。(してなかったかな・・・だったら、そのうち書く。長文になるのは必須。)

「君の名は。」の感想はこの前書いたとおり。実はこっそりと2回目を見に行ってしまったけれど、感想はほぼ変わらない。単に、「ああ、これが伏線なんだな。」というのがわかったくらい。(3回目も見に行きたい。1人で行ってもいいんだけど、誰か付き合ってくださいw)

で、もう1つの代表作「秒速5センチメートル」はまだ未経験だったのと、知り合いから見て感想を聞かせて欲しいと言われていたので、昨日見た。なので、まだ整理がついてないけれど思ったことを・・・。

最近、なんとなく考えごとをしながら歩いていることが多く、朝の通勤時も、新宿からオフィスまでとぼとぼと考え事をしながら歩いている。で、ちょっと伝わりづらいかもしれないけれど、「秒速・・・」を見た後も、都内を考え事をしながら歩きたい衝動に駆られた。それが、最初に思ったこと。

最後がハッピーエンドにはなっていないことも、そう思えた一因かも。ちょっと考えたい、単に考えるだけじゃなくて、ながら歩きをしたい、そう思えた。

順番的には「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」「君の名は。」という順番で見たほうがいいんだろうけれど、自分は初期の作品を最後に見たので、感じることも少し違うかもしれないが、共通点はいくつか感じた。

やはり、新海誠は電車を何かの象徴として描いている。そこには、彼なりのこだわりがありそうだ。

「君の名は。」の感想でも書いたけれど、自分の解釈では、電車(特に通勤電車)は人と人とのすれ違いの象徴として描かれている。これは、「秒速・・・」でも、「言の葉・・・」でも、「君の・・・」でも変わらない。確かに、あの金属の塊は、自分も温かさを感じないんだよな。単に人とすれ違いながら遠くに運ばれていく金属の塊。なので、自分が勝手に共感しているだけかもしれないが、この描写は気に入ってる。

で、すべての作品に共通するテーマは、「すれ違い」だと思えた。人と人とのすれ違い、そこから生まれるドラマこそ、彼が表現したい題材なんだろう。見せ方も、「秒速・・・」と「君の名は。」では共通する部分があるよね。

特に「秒速・・・」では、「すれ違い」のオンパレードと言っていい。出る人出る人、誰かとの気持ちの「すれ違い」。その「すれ違い」は、ハッピーな「すれ違い」ではない。が、人生においては必要とまでは言わないが、よくある「痛み」として描かれている。彼、新海誠もその時点では、アンハッピーこそ美学だと思っていたのかな・・・。

ただ、作品を重ねるにつれて、その「すれ違い」の結果は徐々にハッピーエンドに向かう。「言の葉・・・」では、完全にではないが主人公の2人の心が繋がった時点でのエンディングになるし、「君の名は。」では、もうハッピーエンドだよね。このエンディングの変遷を、新海誠に直接聞いてみたい気がする。多分、経験を重ねる中で何かしらの変化があったんだろうなと、推測します。

今のところそんな感想ですかね。山崎まさよし好きとしても、one more time ,one more chance も、よかったかな。

似たような経験は、皆それぞれあるだろうから、自分の経験の何が引っかかるか、それによって感想はいろいろあるかもしれない。想いは人それぞれ。自分も、いくつかは共感できた(全部じゃない)。ま、自分もそれなりにすれ違いを重ねているし、わたくしめの恋愛経験なんかは、語る機会があれば追い追い語りますかね、聞きたくないですね(笑)

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